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ウィザーズシンフォニーの感想

ウィザーズシンフォニーの感想

在宅化で浮いた通勤時間分でちょいちょいゲームしています。

ウィザーズ シンフォニー
購入価格:1523円
買ってよかった度:★★★★★

これも安価なので「安いからいいか」で許せる部分が結構ある。
定価だったらソコソコ厳しい評価点になっていたと思う


■良い点
・キャラの性能的な個性がちゃんと立っている
 これ凄いことです。
 11人仲間がいるのに、全員得意分野が異なっており適材適所に活躍できる。
 主人公はバトルメンバーから外せないけど。

・ボリュームがすごい
 「この章で終わりか?」と思わせてその1.5倍ぐらい話があった。
 クリアまでにセーブデータ計測で100時間、Swith本体計測で85時間かかっている。

・ゲームバランスがいい(ハード)
 ノーマルだとどうか知らんが、ハードだと
 「マップ全部埋める程度に探索すれば特に経験値やお金を稼がなくともボスがギリギリ倒せる」
 ぐらいのゲームバランスだった。
 稼ぎをしないせいでお金がかなりシビアで、武器防具の強化が満足にできなかったり
 レムナントを全然錬成できずに拾ったレムナントだけつけたりしていたが、取捨選択を迫られてとても良い。
 ボスも初見でやられてリセットして対策して挑んでなんとか、という感じが多い。
 ラスボス第二形態は明らかに強かったのでレベル上げしました

・スキルをガンガン振れる
 わりと安価にスキルリセットできるからスキルをガンガン振って試せる。
 「わりと安価」と書いたが常時金欠ゲーなので結局ラスボス前に1回リセットしただけでした。

・主人公の性能が主人公らしくない
 これは良い点か?人によっては悪い点かも。
 性格はまあ普通に主人公らしいのだが、性能面では「支援寄り」「武器が杖」というあまりパッとしない感じ。
 主人公はアタッカーで爽快に!という人には向かないかも。バトルメンバーから外せないし。


■悪い点
・たまにダルいだけのダンジョンがある
 個人的にダンジョンは全マス踏破してマップを完成させたい人なのだが、何度も同じ場所を行き来することになるのでダルい
 (というかマップ完成させることでヒントになるダンジョンもあるので多分全マス踏破は前提っぽい)

・システムがわりとクソ
 鍛冶屋でアイテムを消費して武器・防具を強化するのだが、
 強化素材を鍛冶屋で確認する→道具屋に移動して買う→鍛冶屋に戻って強化する
 を強化回数分繰り返す必要がある
 (現在のレベルから次のレベルに強化するための素材しか表示されないため。多少予測立つが)

・やっぱり強キャラに偏る
 良い点で適材適所に活躍できると書いたが、結局強キャラは外さなくなるのでレベルが主人公とニナの2トップになる。
 (控えメンバーにも経験値は入るが、バトルメンバーより少ない)
 ニナが育つ分役割の被るエルリックが遅れる
 あとレベル上げするようになるとアステルの先制全体無属性攻撃で片付けることになるのでアステルもグングン伸びていくと思う

・声が微妙
 (多分ギャラの関係で)あまり有名な声優を起用していないらしく、全体的にちょっと…
 特に戦闘でわりと聞くことになる主人公の気合を入れるボイス「ハァー!」が否定的な「ハァー?」にしか聞こえん
 あと紫翠は声そのものは良いんだけど声量が他のキャラより小さくて聞こえないことが多い
 声なしにして定価抑えたほうがよかった気がします。
 スタッフロールを見たところ、何故か敵側のマリーシアとヴァシレウスだけ有名声優が起用されている。
 予算が限られているならば仲間より敵の演出を重視するという観点はこれはこれで良いと思う。

・絵が顔以外微妙
 顔は問題ないんですけど、体がおかしい絵がかなり目立つ。

・ちょくちょくセンスが古い
 オープニングムービーが完全に20世紀
 ラスボス第2形態はもはや昭和

・レムナント
 錬成に回すだけの素材とお金がなく、拾い物のレムナントつけてりゃいいじゃん、となってしまう。
 それと錬成はRank50までしかできないから、多分錬成したものよりも拾ったもののほうが性能が良い気がする。(限定品を除く)
 あとレムナントのソートはもっと多彩にしてほしかった。「素早さ順」とか「○○耐性の順」とか。

・敗北時にゲームオーバーにならない
 敗北したら多分そのままの状態でセーブポイントまで戻されるだけだと思う。僕は自主的にセーブデータをロードしてました。
 良く言えば優しく、悪く言えば緊張感がない。


よくない点多いけど、わりと些細なことなので全然オススメですね